このブロックはPCの画面サイズで非表示設定になっています
公開ページで表示したい場合は「ブロックの設定」から変更してください
  
このブロックはスマートフォンの画面サイズで非表示設定になっています
公開ページで表示したい場合は「ブロックの設定」から変更してください
このホームページは、WNI気象文化創造センター、
令和7年度気象文化大賞による助成金により作成しました

朝の数分間、身近なお天気の話を通じて
子供の語彙力・語感・語用能力を伸ばす。

それが『お天気メソッド』です。

 特別支援教育にルーツを持ち、

今では小学校の通常の学級でも実践されています。

気軽にできますので、ぜひ知っていただければと思います。

「お天気メソッド」とは?

概要
●「天気予報」を通じて、子どもたちの“ことばの力”を育てる言語活動プログラムです。
普段何気なく見ている天気予報。その「天気そのもの」ではなく、お天気キャスターが話す「ことば」に注目してみると、子どもたちの生活に密着した、生き生きとした日本語があふれています。

「うだるような暑さ」「空気がじとじとまとわりつくような暑さ」などの表
現はことばの力を育てるために効果的です。
「お天気メソッド」は、天気予報に登場する表現を教材として活用し、家庭でのちょっとした会話や学校の朝の会などに取り入れることで、子どもたちの語彙力・語感・語用能力を育てることばの指導法です。
開発のきっかけ
●「ことば」に長年、教育分野で関わってきた教師のプロ・研究者が開発
中学校や特別支援学校(聴覚障害)の高等部・小学部で、約30年にわたり国語や言葉の指導に携わってきた教育者がいます。
その長年の指導経験の中で、生活言語や学習言語の習得に課題を抱える子どもたちと多く出会ってきました。

ある朝、日課のように耳にしていた天気予報に、ふと気づきがありました。 「この天気の話が、子どもたちの言葉の教材になるのではないか」と――。
天気予報には、季節の移ろいや生活の場面に根ざした、豊かな語彙と多様な表現がちりばめられています。 とくに四季のある日本では、その表現の幅が日々広がっていきます。 こうした気づきから生まれたのが、「お天気メソッド」。
毎日の天気を題材に、子どもたちの語彙力、表現力、言葉を使う感覚を、自然な形で育てていく教育メソッドです。
実証済み
●国語力を支える語彙力の育成に有効
お天気メソッドは、子どもたちの語彙力(言葉を知る)、語感(使い方のニュアンス)、 そして語用能力(状況に応じて適切に使う力)を同時に育てる、指導法です。
関東圏内の公立A小学校5年生への実践(実践群36名、対象群36名)では、
「語彙の問題の正答率が、約1か月の取り組みで48%から74%に向上(対象群42%から45%)という成果が確認されています。
活用の場
●活用の場:幼稚園/保育園/認定こども園/小・中学校の通常の学級/特別支援学級/通級による指導/特別支援学校/放課後等デイサービス/御家庭

指導経験の有無に関わらず、すぐ始められる点が高く評価されています。
お天気メソッドは、教科学習の土台となることばの力を育てることに繋がります。
日々の生活に、勉強という枠組みではなく、身近な天気の話題を通して、表現の幅を広げ、ことばのイメージをふくらませる。そんな積み重ねが、子どもたちのことばの力をゆるやかに、でも確実に伸ばしていきます。

動画と音声で知る「お天気メソッド」

お天気メソッドは、教科学習の土台となる「ことばの力を育てる」
ことに繋がります。

日々の生活に、勉強という枠組みではなく、身近な天気の話題を通して、表現の幅を広げ、ことばのイメージをふくらませる。
そんな積み重ねが、子どもたちのことばの力を確実に伸ばしていきます。

様々なシーンで使える!お天気メソッドの実践の場面

01

朝の会編

黒板に「雲ひとつない◯◯◯ような青空」(◯は「ぬける」)などと書いて、日々のお天気の言葉を話題にします。(前・後の文脈で語彙を学ぶ)毎朝5〜8分でOK!ご連絡してくださった方に提供するお天気メソッドのイラスト入り教材を使うと、取り組みやすいです語彙力と語用能力が身につきます。

02

総合的な学習の時間・
特別支援学校自立活動編

黒板に「強い風が吹いています。洗濯物は飛ばされないようにしましょう」などの文を提示して、それにぴったりの絵を描く活動です。洗濯物を飛ばされないように描いているか?たなびいているか?など様々な日本語を用いて、描いた絵を説明します。語彙力と感性が身につきます。

03

家庭での会話編

「今日は、うだるような暑さになるんだって。」
「朝のうちは日がさしているけれど、お天気下り坂だって。」
このように、ちょっぴり天気予報の言葉を使うだけで、子供達の言語環境は良くなります。毎日「暑いね〜、暑いね〜。」では言葉の力がつきにくいです。毎日ひとことでいいのです。

03

小見出し

ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。テキストは「右寄せ」「中央寄せ」「左寄せ」といった整列方向、「太字」「斜体」「下線」「取り消し線」、「文字サイズ」「文字色」「文字の背景色」など細かく編集することができます。
すぐに使える!

イラスト入り教材
の一部を紹介します

使用許諾の条件:
山本と一度オンライン又は、
電話で
話した方に限ります。

実際のスライダーの動きは、プレビュー/公開ページでご確認ください

お天気メソッドギャラリー

お天気メソッド開発者のご紹介

Yamamoto Akira
山本 晃

国立特別支援教育総合研究所 上席総括研究員/元・筑波大学附属聴覚特別支援学校 教諭

30年以上にわたり、聴覚障害教育や特別支援教育の現場に携わってきました。 特別支援学級や通常の学級の子どもたちが「ことば」に出会い、育んでいくために――
その鍵となるのが、毎日の天気予報を“ことばの教材”として活用する「お天気メソッド」です。 小さな習慣が、子どもたちの語彙力・語感・語用能力を大きく変えることを、現場で何度も実感してきました。

出張先では地元のお土産お菓子を買うのが密かな楽しみ。 週末は温泉に浸かって、日々の研究と授業づくりのアイデアを温めています

実績(一部)
  • 文部科学大臣優秀教職員受賞(平成25年度)
  • NHK Eテレ「どう育む?日本語力〜表現力を高める」にてお天気メソッドが取り上げられる
  • 日本教育新聞に掲載・時事通信社「内外教育」に掲載
  • 気象文化大賞受賞(平成25年・平成29年・令和7年)
  • 全国の幼稚園・小学校・中学校・高等学校・特別支援学校にて講演や授業の実施多数
  • ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。
「日々のわずかな時間で子供のことばの力を育てる学校や家庭でカンタンに実践できるお天気メソッド」
ジアース教育新社より
独立行政法人 国立特別支援教育総合研究所HP
著書や研究内容

千葉県内の特別支援学校(聴覚障害)
での実践の様子です

表示したいテキスト

メッセージ

  • 忙しい先生にも、家庭でも、
    無理なく取り入れられる
    仕組みにこだわって開発しました。

    「今日は寒いね」だけでなく、
    「底冷えのする、凍えるような寒さ」
    と表現できるように。

    日々の何気ない会話が、
    子どもたちの語彙と表現力を
    広げてくれます。


    「お天気メソッド」は、そんな言葉の力を“毎日のやりとり”
    から育てたいという思いから生まれました。
    家庭や学校の朝の会など、
    ちょっとした時間に取り組めます。

    ぜひ子どもたちと一緒に
    楽しみながら、
    言葉を育ててみてください。
  • ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。

実践した方の声

お天気の話は、朝の会の8分ぐらいの時間なので、国語の授業45分に比べ、集中力やモチベーションが維持していたように感じます。また国語の教科書に比べて取り組みやすい文章であったので、教科学習には乗りにくい児童も抵抗感少なく取り組めました!
関東圏内の公立小学校:A先生
児童の多くが、天気を言葉にするという言葉の教育に取り組んだおかげで、言葉に対して、いつも同じ言葉を使うのではなく、どんな言葉を使うかよく考えるようになりました。
関東圏内の公立小学校:B先生
毎日続けることで、「にわか雨」「雷雨」「快晴」などの天気用語を学び、「おだやか」「肌寒い」「冷え込む」「蒸し暑い」など、さまざまな表現を覚えました。さらに、「カラッとした」「ムシムシ」「ジメジメ」「ザーザー」などのオノマトペも使えるようになりました。
東海地方の特別支援学校(聴覚障害)C先生
運動会の感想文の表現が豊かになった。例えば、「結局負けてしまったけれど、楽しい思い出ができたので、心は快晴だった。」「今までで一番楽しかった。私の心には、きれいな青空が広がっていた。」など。

 

東海地方の特別支援学校(聴覚障害)D先生

「天気用語を知ることができた」

「気象予報士の気分になれた」

「たくさんの言葉を覚えられた」

「天気の言葉をたくさん知れてよかった」

「入る言葉を考えて、思いつくのが楽しい」

東海地方の特別支援学校の生徒たち
ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。テキストは「右寄せ」「中央寄せ」「左寄せ」といった整列方向、「太字」「斜体」「下線」「取り消し線」、「文字サイズ」「文字色」「文字の背景色」など細かく編集することができます。
サンプル 太郎

「お天気メソッド」実践までの流れ

1
山本と個別面談

zoomまたは電話にて、簡単なアンケートや、

利用したい学級についてお聞かせください。

2
教材ダウンロード/アドバイス

教材ダウンロードは無料ですが、正しい使い方をしていただきたいので、

zoomまたはお電話でのアドバイスをさせていただきます。

その後、ダウンロードするためのGoogle DRIVEをお伝えいたします。

3
「お天気メソッド」実践/サポート
  • 電話(平日17:20~19:20)やメールでの相談対応
  • お天気メソッドの研究にご協力いただける場合、必要に応じて訪問相談
2
無料体験授業
紹介文や説明文などを記入してください紹介文や説明文などを記入してください紹介文や説明文などを記入してください紹介文や説明文などを記入してください紹介文や説明文などを記入してください紹介文や説明文などを記入してください紹介文や説明文などを記入してください

お問い合わせ

独立行政法人 国立特別支援教育総合研究所

情報・支援部 部長兼上席総括研究員

山本 晃

〒239-8585 神奈川県横須賀市野比5丁目1番1号
電話番号:046-839-6803(代表)